【エルメス修理】バーキン45を黒へ色替え!内側の床面まで質感を生かすプロのカラーチェンジ
2025/09/16
Hermèsの王道・バーキン(オレンジ)を一生モノのブラックへ
ポケット内側のスエード構造まで熟知した、専門性の高さで選ばれるレシッズの技術
💡 この記事は、当店で最も多くのエルメスオーナー様にご覧いただいている解説動画を元に、2026年最新の修復事例とプロの技術解説を交えて、内容を大幅にアップデート(リライト)いたしました!
若い頃に買ったエルメスの鮮やかなカラー、今の年齢になって「ちょっと派手かな…」と眠らせていませんか?
「昔、一目惚れして購入したエルメス(HERMES)のバーキン。ビビッドなオレンジが素敵だったけれど、今の服装には合わせにくくてクローゼットに眠ったまま…」
「せっかくの最高級バッグだから、どんなシーンにも合う『黒』に染め変えてもう一度一軍として使いたい!」
「でも、エルメスの黒染めって表面がカチカチになったり、内側がムラになったりして失敗しないか本当に不安…」
こんにちは、愛知・名古屋・浜松を中心に高級ブランドバッグや家具の修理修復を手掛ける「レシッズ(Le.sits)」の陶山です。
最高峰のラグジュアリーブランドであるエルメス。
その中でも圧倒的な存在感を放つ「バーキン(Birkin)」や「ケリー(Kelly)」。
年齢を重ね、ライフスタイルや流行が変わったことで、「昔の明るい色だと、今はちょっと持ち歩くのに抵抗があるな…」とお悩みになるオーナー様は本当に多いです。
そんな時、最も賢く、お品物の価値をもう一度最大に跳ね上げる方法が「黒(ブラック)へのカラーチェンジ(色替え)」です。
結論から申し上げますと、エルメスの黒染めは、ただ表面に色を塗るだけでは大失敗します。
革の『表(銀面)』と『裏(床面)』の構造の違いまで完璧に見極められる専門店に預けることこそが、極上の手触りを残して成功させる唯一の道です。
今回は、当店のYouTube動画をきっかけに、ご主人様のバーキン45と、奥様のケリーの修理を同時にご夫婦セットでご依頼いただいた、驚きのリペアの裏側を詳しく解説します。
1. 【専門店の目利き】バーキンの盲点!ポケット内側の「床面(裏地)」を固まらせない特殊技術
今回の主役は、ご主人様が愛用されていた大型サイズの「バーキン45」。
鮮やかなエルメスオレンジから、究極の定番である「黒」へのカラーチェンジです。
バーキンの修理において、技術の差が100%剥き出しになるのが「内ポケットの内側」です。
バーキンの内ポケットの奥には、革の裏側である「床面(とこめん)」と呼ばれる、少しスエード(起毛)状になった毛足のある部分が存在します。
一般的な修理店の失敗: 革の表面(ツルツルした銀面)と同じ強い塗料をこのポケットの裏側にそのまま吹き付けてしまうと、毛足が塗料でカチカチに固まり、触るとバリバリ・ガサガサとしたプラスチックのような最悪の質感になってしまいます。
レシッズの解決策: 当店では、表面(銀面)とポケット内側(床面)で、浸透させる染料の成分や吹き付けの技法を完全に使い分けて施工します。床面特有のしなやかな質感を1ミリも殺さないよう、職人が手作業で極薄のコントール染めを行うため、染め替え後もエルメス本来の上質な手触りをしっかりとキープできるのです。
2. 得意の技:エルメス独自の「ブランドロゴ刻印」をパキッと残すこだわり
エルメスのバッグの正面に、美しく高貴に押されているブランドロゴの刻印。
元のオレンジの上からただ黒を塗ってしまうと、この大切な刻印が塗料の厚みで埋もれて消えてしまうか、真っ黒に塗りつぶされてフェイク品(偽物)のようになってしまいます。
レシッズでは、独自の保護技術を使い、元のゴールドやシルバーの刻印の輝きをパキッと鮮明に残したまま、周囲の革だけを美しい漆黒へと染め変えます。
黒に染まったことで、エルメスのロゴマークが文字通り「主役」として引き立ち、ブティックに並んでいる新品以上の強烈な高級感を放ち始めます。
3. 【ご夫婦の絆も復活】奥様の大切なケリーも、白ステッチを守って部分リペア!
今回のご依頼では、ご主人様のバーキンだけでなく、「それなら私のケリーも見てほしい」と、奥様の大切なブルー系のケリーバッグも同時にお預かりいたしました。
こちらは全体のカラーチェンジではなく、角のスレ傷と持ち手の黒ずみをピンポイントで綺麗にする「部分補修」を実施。
エルメス特有の美しい「白ステッチ(縫い糸)」にカラー塗料がかかって染まってしまわないよう、糸の一本一本をミリ単位で超精密にマスキング(保護)して部分治療を行いました。
仕上がった2つの最高峰バッグをご覧になり、ご夫婦で「色の変わり映えの美しさにも、革の柔らかさがそのまま残っていることにも本当に感動しました!これならまた二人でのお出かけに一軍としてガシガシ連れていけます!」と、お二人揃って満面の笑みで最高に嬉しいお言葉をいただきました。
4. まとめ:ブランドバッグも人間と同じ。革の繊維が「死んでしまう前」に
エルメスのバーキンやケリーは、世代を越えて、それこそヴィンテージとして一生、次の世代へ受け継いでいける地球上で最高の家財資産です。
だからこそ、革が発している「SOS」をキャッチしてあげてください。
高級な本革製品も人間と同じで、年(年数)を取りすぎて劣化や引き裂き、乾燥による「ひび割れ」が革の芯まで完全に突破してしまうと、色替え(カラーチェンジ)を施すこと自体が非常に難しくなってしまいます。
「角が少し白っぽく擦れてきたな」
「全体的に色がくすんで今の服に合わないな」
という、まだ革の繊維が柔らかくて元気な初期症状のうちにプロの手でリフレッシュしてあげることが、一番修理費用を安く抑え、一生モノとして長く美しく愛用し続ける最大の秘訣です。
他店で「エルメスの色替えはリスクがあるからできない」「裏地が固くなる」と断られてしまった大切なバッグ、諦めて処分してしまう前に、まずは当店の公式LINEへお写真をお送りください。
豊川市の workshop への直接お持ち込みはもちろん、全国からの配送見積もりも大歓迎です。職人である私が直接状態を確認し、エルメスの価値と気品を最大限に高める、世界最高峰のカラーチェンジプランをご提案させていただきます!
▼ オレンジのバーキン45が圧倒的な「漆黒」へと生まれ変わる裏側の職人技と、ポケット内側の床面(スエード構造)を殺さない特殊リペアの様子を動画で見たい方はこちら!
いろいろな情報を、YouTubeにて配信しております。
動画なのでわかりやすいと思います!
是非、ご覧くださいね。
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