アンティーク椅子修理　へたり陥没座面内部を交換

愛知県豊川市内にお住いの方よりお持ち込みいただき、お直しした
アンティーク調、北欧調のダイニングチェア４脚です。

パッと見はどこを直したいのかと思いますが、椅子を倒すと
底布が破れ、中から黄色い粉がパラパラと落ちてくるくらい沈みました。
これは、中身に入っているウレタンが硬化・劣化した影響で、座る時につぶれるウレタンの粉です。

生地はこのままでということで、中身のウレタンだけを交換した修理事例です。

ウレタンを新しく交換し、ウレタンを抑えているウェービングベルトを追加し、生地を張り込み鋲で固定しました。この生地を抑えている「鋲」ですが

こちらは学校で使うような「画鋲」と一緒で、刺さる先端が曲がってしまう上手く入っていかないため、座面周りの鋲は交換しました。

アンティーク調のイメージが損なわれてしまうため、同じ色艶の連鋲に交換しました。

また、中身を交換することで、座面の膨らみが増します。生地を鋲で固定するのですが、生地が届かない可能性も考えられたため、必要最小限の膨らみに仕上げました！

椅子修理で、見た目の生地交換などもできますが、このようなへたり・沈み修理もできるお店です。

座り心地が気になっている方

是非お声かけください。