ファスナー交換やほつれ修理など 縫製修理もお任せください
色々な金具を使われている、革製品。使われている金具もデザインの一つです。でも、金具が壊れると基本的には交換修理となってしまいます。ホック金具交換から、ファスナー交換、ブランドロゴマークの再メッキ修理もお受けしております。
ファスナー交換修理
YKKさんにファスナーを発注し交換修理
ファスナーテープ(布地)の破れにより、ファスナー交換。布の色、金具の色を合わせ、YKKさんに発注し、縫製を解き交換した事例です。特殊な色になりますと、YKKさんにて作製してもらうため、在庫が無い場合は完成まで1ヵ月半ほどかかってしまいます。
スライダー交換
ファスナーエンド部分から動くパーツを交換
サイズや金具の色を合わせ、スライダーのみ交換する修理です。しかし、エレメント金具(魚の骨似)が破損しておりますと、上手く開閉しないためファスナー交換となってしまう場合がありますので、ご注意ください。
引手作製&取り付け
革引手のちぎれ破損により新規作製
オリジナル時の状態に合わせ、新規に作製します。レシッズでは、革の色を加工できる技術があるため、より近づけた革で新規に作製いたします。ちぎれた引手と一緒にお送りいただけると、助かります。
持ち手ハンドル交換
表面的な修復ができないと判断した場合、交換修理
オリジナルに合わせヌメ革も飴色ぐわいを合わせた革で、持ち手ハンドルを交換しました。ヌメ革は乾燥しやすい素材となるため、基本交換修理となりますが、このように対応可能です。
ゴヤールバッグ 破れ修理
破れた箇所を隠す方法
ゴヤール【GOYARD】サン・ルイ トートバッグで、非常に人気の高いブランドバッグです。大き目なバッグなため、何でも入ってしまいます!
その影響もあるのか、角が擦れたり、持ち手ハンドルがちぎれそうになったりと、多くの修理相談が寄せられるお品です。
今回は、ヘリンボーン柄の角が破れてしまったため、修理したいとご相談いただいた案件となります。
このヘリンボーン柄部分は、表面にコーティングを施した生地となっており、本革素材ではございません。このキャンバス生地の角が擦れて破れてしまい、革素材で無いため補修では厳しいのが現状です。そこでレザーリペア&家具修理のレシッズでは、角の破れた穴をカットし、再度底面を縫い合わせます。そうすることで、バッグの高さが少しだけ低くなりますが、穴は無くなります!
また、持ち手ハンドル部分には本革が使われております。この持ち手ハンドル交換、断面のコバ修理も対応可能なお店です。
気になるゴヤールバッグをお持ちの方、症状が酷くなる前に、お早めにご相談ください。
合皮持ち手ハンドル交換修理
合皮素材から本革に交換
海外ブランド品には、軽量化を考え本革より軽い合成皮革素材が使われていることが多い。だが日本の湿気に負け、ペロペロと捲れたり剥がれたりしてしまう。生地そのものが劣化してしてしまうと、やはり張り替え交換修理となってしまう。
今回は、イッセイミヤケのバオバオというトートバッグで、持ち手ハンドルの付け根がひび割れしてしまい、正規店に相談するも厳しいと言われご相談くださった案件です。
見た目では「天然皮革」か「人口皮革」かの判別が難しいのが現状です。ですが、われわれ革修理職人は、触ればわかります!
何となく革で無い・・・ 程度ですが
商品が到着し確認すると、やはり合皮が使われていたため、交換修理としてご提案させていただきました。
ここで、2通りの方法を提案し、選んでいただきました。
1,現状の色に合わせた革に加工し、その革で交換 革面加工料金+持ち手交換料金
2,黒色であれば、持ち手交換費用だけ
結果、2番をお選びになり、持ち手ハンドル交換をした事例です。
注意点:金具の形、色艶が変わってしまう点と、箔押ししてある刻印が無くなる
合皮から本革に交換修理し、長く使える状態に変身(リメイク)できました。合皮素材は基本的に交換修理となってしまいますが、気になる商品がありましたら、お気軽にご相談くださいませ。
ヴィトンショルダー付け根 亀裂修理
カットし再縫製
ショルダーバッグで、最も負担のかかるのがショルダーの付け根です!歩くたびに負担がかかり、強度を重視してあっても革が裂けてきてしまうことがございます。革が裂けてきてしまうとショルダーバッグとして使えなくなります。今回はルイ・ヴィトンダミエのショルダーバッグ付け根部分を修理した事例です。
ショルダーの長さが少し短くなりますが、亀裂部分から革をカットし、再度縫い直し修理したお写真となります。短くなった分、ベルト穴位置で調整し使えるということで、そのような修理方法でお直ししました。
バッグの形、ショルダーの取り付け方などで、修理方法が異なりますが、ちぎれそうになっている方、まずはお気軽にLINEからお写真を送りご相談ください。