【ソファ修理】革ソファのほつれ、一度剥がさないと縫えないって知っていましたか?
2026/10/02
革ソファの縫い目がほつれてしまった場合、その部分だけをピンポイントで縫い直すことはできません。一度革を取り外してから、縫い直す必要があります。
今回は、黒色革のカウチソファのほつれ修理事例をご紹介します。
皆様、おはようございます。
ブランドバッグ&家具修理のレシッズ(Le.sits株式会社)の陶山です。
今回ご紹介するのは、黒色革で張り込まれたカウチソファです。
名古屋市内にお住まいの方より、縫い目から糸がほつれてしまったと、ご相談をいただきました。
なぜ、「ほつれた部分だけ」を縫えないのか
手縫いではダメ?
「ちょっとほつれただけだから、そこだけ縫ってほしい」というご要望を、よくいただきます。
ですが、基本的には、革を一度めくり、全て取り外した上で、工業用ミシンで縫い直す必要があります。
手縫いで対応できる箇所であれば、手縫いで対応することもありますが、ソファの構造上、分解が必要になるケースがほとんどです。
放置すると、中身にまで負担がかかります
糸がほつれた状態のままお使いになると、中身のクッションにも負担がかかり、座り心地が変わり、へたってきてしまいます。
さらに進行すると、ウレタンを抑えているバネやウェービングベルトまで破損してしまうことがあります。
今回は、革自体は裂けていなかったため、ほつれ修理のみで対応できました。
もし革が裂けてしまっていた場合は、革の交換修理が必要になります。
裂ける前のタイミングでご相談いただけたことが、費用を抑えられたポイントでもあります。
底布の交換と、連結部分の金具調整もあわせて
今回は、底布(ソファの底面の布)も破れていたため、交換いたしました。
また、カウチソファの連結部分の金具が擦れ、ソファ同士がずれてしまう状態になっていたため、連結部分の金具も加工いたしました。
中身のウレタンも、へたり・陥没が見られたため、補充した上で張り込んでいます。
よくあるご質問(FAQ)
Q. ほつれた部分だけ、手縫いで直してもらえますか?
A. 手縫いで対応できる箇所もございますが、基本的には革を取り外し、ミシンで縫い直す必要があります。まずはお写真をお送りいただき、状態をご確認させてください。
Q. ほつれを放置すると、どうなりますか?
A. 中身のクッションに負担がかかり、座り心地が悪くなっていきます。進行すると、内部のバネやウェービングベルトが破損したり、革自体が裂けてしまうこともあります。
Q. カウチソファの連結部分がずれてきました。直せますか?
A. 連結部分の金具の調整・加工で対応できる場合がございます。あわせてご相談ください。
その他、ソファ修理のブログ記事もいろいろとアップされていますので、是非こちらもご確認ください。
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【本記事のまとめ】
革ソファのほつれは、基本的に革を取り外してから縫い直す必要があります。
放置すると、クッションやバネなど、中身の劣化・破損につながります。
底布の交換や、連結金具の調整もあわせて対応できます。
お手持ちのソファ、縫い目のほつれが気になっていませんか?
革が裂けてしまう前に、お写真を撮影してご相談ください。
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