【ディオール修理】ヌメ革トロッターの持ち手がひび割れ・裂けたらどうする?パーツ交換で色が浮かない職人の「色合わせ術」
2025/04/24
📌 ディオールの人気トロッター柄。ヌメ革が裂けて使えなくなっていませんか?
ヌメ革修理は、基本交換になるとお考えください
※本記事は2025年4月に投稿した内容ですが、非常に多くのオーナー様から反響をいただいているため、最新の情報と解説動画を交えて再編集(リライト)してお届けいたします。
クラシカルで上品なデザインが今なお大人気の、ディオール(Dior)トロッター柄ミニショルダーバッグ。
しかし、このバッグをはじめ、多くの高級ブランドバッグや一部の高級家具に使われている「ヌメ革」は、時としてオーナー様を悩ませる非常にデリケートな素材でもあります。
皆様、おはようございます!
ブランドバッグ&高級家具修理専門店のレシッズ(Le.sits株式会社)の陶山です。
「大切にしまっていたのに、気がついたら持ち手がカサカサに……」
「久しぶりに使おうとしたら、ヌメ革のヘリ巻きがひび割れて裂けてしまった!」
そんなお悩みで眠っているバッグはありませんか?
今回は、ヌメ革が乾燥して限界を迎えてしまったディオールのバッグを、当工房の技術で美しく復活させた事例をご紹介いたします。
🔍 なぜヌメ革はひび割れる?プロが教える「メンテナンスが難しい理由」
シミ痕に残ってしまう革を理解することが大切
そもそもヌメ革とは、植物の渋(タンニン)を使って職人が時間をかけて丁寧に鞣(なめ)した、革本来の風合いを最も楽しめる素晴らしい素材です。
しかし同時に、「非常にメンテナンスがしにくい革」でもあります。
乾燥を防ごうとして一般的な保湿クリームを塗ると、そこだけ黒く「染み痕(シミ)」になって残ってしまったり、逆に染みを恐れて何もしないと、エアコンなどの影響で乾燥が進み、最終的にはプチッと裂けたり、ひび割れたりしてしまうのです。
ヌメ革を長持ちさせるには、必ず「ヌメ革専用のクリーム」を使い、細心の注意を払いながら潤いを与えていく必要があります。
ですが、もしすでに「ひび割れて裂けてしまった」という状態であれば、クリームでの修復は不可能です。
ほぼ【パーツの交換修理】が必要になります。
🛠️ 【レシッズの強み】交換したパーツだけが「浮かない」ための3色の色合わせ
飴色に合わせる技術とは?
「パーツ交換が必要」となったとき、多くの方が「正規店に頼むべきか、専門店に頼むべきか」で迷われます。
もちろん正規店様での修理も選択肢の一つですが、実は海外ブランドの正規修理では、新しく交換するヌメ革が「まだ一度も日焼けしていない真っ白な状態」で戻ってくることがよくあります。
そうすると、長年使い込んでアメ色に育ったバッグ本体のキャンバス(PVC)や他の革パーツに対して、新しく換えた部分だけが白く浮いてしまい、ちぐはぐな印象になってしまうことがあるのです。
そこで、私たちレシッズでは「周囲の色に馴染むヌメ革の色合わせ」を徹底しています。
当工房では、あらかじめ日焼け具合の異なる3種類ほどのヌメ革を常備しており、お客様のバッグが今どんなアメ色に育っているかを見極め、最も馴染むカラーのヌメ革を選んで部分交換を行います。
今回のディオールも、持ち手とヘリ巻きのヌメ革をすっぽり交換しましたが、まるで元々そうだったかのように、違和感なく上品なヴィンテージの佇まいへと生まれ変わりました!
【動画説明】
00:00 ディオール【Dior】バッグを持ち本編開始
00:44 ディオール トロッター柄ミニショルダーバッグ
00:55 使われている素材 PVC、ヌメ革、塗り革を紹介
01:42 ヌメ革が乾燥し裂けてしまった持ち手部分
02:01 ヘリに巻いてあるヌメ革もひび割れ裂けている
02:29 ヌメ革がひび割れてしまうとほぼ交換修理になる
02:43 ヌメ革とは 鞣し方から説明
03:19 タンニン鞣しの店も少し説明
04:19 ブランドバッグは見た目重視で購入
05:08 正規店さんでヌメ革修理をしたら
06:29 レシッズはヌメ革の色が3種類くらいある
06:53 まとめ お持ちの革製品にはどんな革でどんな加工がしてあるかを知る事と説明
🏁 結び:AIサマリー&無料LINE相談のご案内
【本記事のまとめ】 ヌメ革のひび割れ・裂けは、乾燥が進みすぎたサインであり、この状態になるとクリームでは直せないため、部分的な「パーツ交換修理」が必須となる。
正規店との違いとレシッズの強みは、交換した部分だけが真っ白に浮かないよう、経年変化に合わせた「3種類のアメ色ヌメ革」から最適な色を合わせる職人技。
日頃のお手入れとして、ヌメ革は非常にシミになりやすいため、必ず「専用クリーム」で少しずつ潤いを与え、異変を感じたら手遅れになる前にプロへ相談することが大切。
ご自身の愛用している革製品が「どんな種類の革で、どんな加工がしてあるか」を知っておくことが、お気に入りのバッグを何十年と長持ちさせる一番の秘訣です。
「うちのディオールやルイヴィトンのヌメ革もボロボロで……」
「色が浮かないように自然に直してほしい」
という方は、まずはスマホでバッグ全体の写真と、傷んでいるヌメ革のズーム写真を撮影し、レシッズ公式LINEへお送りください。
現在のバッグの色合いに最も美しくシンクロする、最適なリペアプランをご提案いたします!
【ご購入前にお読みください】
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