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ディオールバッグ修理 ラムスキンの擦れ傷補修で復活

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ディオールバッグ修理 ラムスキンの擦れ傷補修で復活

ディオールバッグ修理 ラムスキンの擦れ傷補修で復活

2024/08/19

人気が高くレザーリペア&家具修理のレシッズにご依頼の多いブランドじは、

ディオール【Dior】レディディオールです。

今回はエナメル加工のしていない、ブラックラムスキン カナージュステッチ ゴールドDiorチャーム

の、革面を修理・修復した事例となります。

 

とても柔らかい革のラムスキン

ですが、デメリットとして擦れ傷が付きやすい革となります。

今回も所々が擦れて、白く色剥げしたように見えてしまい、どうにか直したいとご依頼いただきました。

特に酷く擦れていたのは、やはり8角です!

底に近い角は、擦れて毛羽立ち、今にも革が無くなりそうに薄くなっておりました。

修復痕が残ってしまう点をお伝えし、極力違和感が残らないよう、表皮を修復していきました。

 

半円の持ち手ハンドルは、1ヵ所革が陥没し凹んでおりました。

ラムスキン特有の細かなシボ(革表面の凹凸)の再現がどこまでできるかで、違和感が少なくできます。

もしかしたら、凹んでいる部分は修復痕が目立ってしまう点をお伝えし、こちらもなるべく違和感が残らないように仕上げさせていただきました。

※こちらの写真は、「ギャラリー」ページにてご覧ください。

 

 

 

ディオール【Dior】レディディオール ブラックラムスキン カナージュステッチ ゴールドDiorチャーム

革面の修理・修復価格 44,000円 税込48,400円

※Dior箔押し文字のあるプレート面は、修復していないため含んでおりません

 

 

革が擦れ薄くなっている部分は、修復痕として残ってしまいましたが

白く色剥げしている状態に比べれば、使える状態に復活したと思います!

いかがでしょうか?

 

 

 

 

ラムスキンが使われているのは、ディオールだけではございません。シャネル製品にも使われており、やはり同じように擦れて傷ついてしまいます。

傷ついてしまうと、残念ですが元には戻りませんのでご理解ください。

染めてある革が擦れて、表皮が無くなってしまった状態となるため、表皮を作り直す必要があります。

今回の革面修理修復では、染め直す訳では無く、新たな膜を作り直しました。

ラムスキン特有のしっとりした触り心地が軽減し、硬さがでてしまうデメリットがあります。逆に、擦れ傷がつきにくくなるので、使い勝手は上がります。

 

擦れ傷が酷くなり、革が薄くなり、毛羽立つ前に

早めに、ご相談ください。

それでは、ご連絡をお待ちしております。

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