車ステアリングハンドル糸交換修理！手縫いなため費用が

車のステアリングハンドル修理として、糸が劣化し所々ちぎれてしまったため

遠方よりお送りいただき、糸を交換した事例となります。

 

今回の縫い方は、革の両端の縁を縫います。その糸を交互にすくいながら縫い合わせ、クロスに縫う縫い方です。

縁を縫うのは、ストレートなのでミシンで縫いたいのですが

革が本体に接着してあるため、取り外すことで革が破れたり、変形したりするため、剥がさず縫うことになります。そのため全て手縫いとなり、糸を交換するだけですが、高めの交換費用がかかってしまいます。

 

ステアリング糸交換　参考価格

車ステアリング　糸交換修理　31,000円　税込34,100円

 

作業内容といたしまして、まずは劣化し硬化した糸を取り除いていきます。表面に見えている糸は簡単に取り除けますが、革の内側に入り込んだ糸は接着剤の影響もあり簡単には除去できません。

革の端っこを少し持ち上げ、少しずつ糸を取り除いていきました。この糸が残ると、凸凹感が出てしまいますので、手間のかかる作業となります。

その後革を接着し、糸を手縫いでクロスに縫っていきました。

いかがでしょうか？

 

今回のような車内装部品の修理になりますと、2通りの方法でご提案させていただきます。

①今回のように郵送で送ってもらう方法

②車ごとお持ち込みいただく方法

この②は、要予約となりますのでご注意ください。

※お預かりしますが、長期のお預かりは不可となってしまいます。駐車場が1台分しかないため

 

まずは、どのような部品で、どのような状態なのかを、LINEかメールにてご相談ください。

そちらを元に、修理費用、お預かり期間などをご提案させていただきます。

 

それでは、ご連絡をお待ちしております。

レザーリペア＆家具修理のレシッズ　陶山でした。