【ベルト修理ラルフローレン】ベルト穴から裂けた極厚ヌメ革を交換!あえて真っ白にせず「ほんのり飴色」へ仕立てて育てる楽しさを残す職人技
2026/06/30
みなさん、おはようございます!
豊川市の革修理工房 ブランデバッグ&家具修理のレシッズ「Le.sits株式会社」の陶山です。
本日は、バッグやソファといった大型の家具修理ではなく、毎日身に付ける大切な相棒、「革ベルト」の特別な修復ストーリーをご紹介いたします。
ご相談いただいたのは、人気ブランド「ラルフローレン(Ralph Lauren)」の非常にタフなヌメ革ベルト。
長年愛用されている中で、一番不可がかかる「ベルトの穴」の部分から、革が完全に裂けてしまったとお持ち込みいただきました。
持ち主のお客様と共に歩んできた証である、美しくエイジング(経年変化)した深い飴色のベルト。
この思い出の詰まった一本を、もう一度現役として、さらにここから何年も長く使い続けていただくために、私たちがご提案した『粋なリペアの裏舞台』をぜひご覧ください。
💡 本文:3mm厚の極厚ヌメ革と、職人が仕掛けた「絶妙な色加減」
厚い革の物は、厚い革で交換・張り替え修理
1. ベルトの強度を完全復活させる「3mm厚の極厚ヌメ革」への交換
ベルトの穴から裂けてしまった革は、部分的な補強ではどうしても強度が戻りません。
そこで今回は、バックルや元のデザインを活かしながら、ベルトの帯(革)の部分を丸ごと新しい革へ交換する修理をご提案いたしました。
ご用意したのは、元のラルフローレンのタフさに負けない、しっかりとした「3mm厚の極厚ヌメ革」です。
これで、強度の問題は完全にクリアになり、これからまた何年もガシガシ使っていただけるタフなベルトのベースが整いました。
2. 「真っ白では違和感がある」からこそ、職人の手でほんのり飴色へ
ここで一つ、重要な選択肢が生まれます。
私たちが新しくご用意した本物のヌメ革は、新品ですので本来は「真っ白に近い色」をしています。
一方で、お客様が長年使われてきたオリジナルの革は、深い飴色(ブラウン)に育っています。
お客様に「このまま新品の白い状態で仕上げるか、それとも元のように最初から飴色にしっかり加工して仕上げるか」をご相談したところ、現状の革の風合いを活かしたままで良い、というお言葉をいただきました。
しかし、ここでただ真っ白なままで仕立ててしまうと、バックル部分や全体の雰囲気に対して、どうしても「修理しました感」という強い違和感が出てしまいます。
そこで私は、職人としての判断で、真っ白な状態から『ほんのり、若干だけ飴色に近づける』という絶妙なベース染色を施しました。
3. ご来店時の「うわー!」という大歓声と、これから育てる楽しさ
この「ほんの少しだけ飴色に近づける」ことで、渡された瞬間の違和感を完璧になくしつつ、ヌメ革最大の魅力である「ここからお客様の手でもう一度、自分だけの深い飴色へ育てていく楽しさ(余白)」を最高の状態で残すことができました。
完成後、工房へ直接お引き取りにご来店いただいたお客様は、ベルトを見た瞬間に「うわー!」と、本当に嬉しそうな大歓声を上げてくださいました
。職人として、お客様のこだわりと未来の楽しさに寄り添えた、最高の瞬間です。
🤝 結び(誠実なメッセージとLINE)
レシッズの修理は、ただ傷んだ場所を元の形に戻すだけではありません。
「お客様がこれからどう使っていきたいか」という未来を想像し、一番ワクワクする形をご提案することを大切にしています。
バッグや財布、ソファだけでなく、こうしたベルトや時計の革紐といった身の回りの大切な小物まで、本物の革の知識を持った職人が誠実に対応いたします。
「お気に入りのベルトがちぎれそう」
「ヌメ革の小物を新しく作り直してほしい」
という方は、まずはスマホで現在の状態をパシャリと撮影して、下記のレシッズ公式LINEへそのままお送りください。
あなたの大切な相棒が、再び最高の笑顔で使えるようになるリペアプランを、私、陶山が誠実にお答えいたします。
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