【ルブタン修理】エナメルの深い傷を再生。ホットチックの「アクアカラー」を質感そのままに蘇らせる職人技
2026/05/13
レッドソールの裏張り&コバ(側面)の特殊塗装
美しいルブタンを長く履き続けるためのトータルケア
憧れのルブタンに刻まれた「深い傷」を諦めないでください
クリスチャン・ルブタン【Christian Louboutin】の代名詞ともいえる、美しい曲線が魅力のパンプス
「ホットチック(Hot Chick)」
中でも鮮やかなアクアカラーのエナメルは、見る人を惹きつける圧倒的な存在感があります。
しかし、エナメルは一度深い傷がついてしまうと、市販のケア用品では太刀打ちできません。
今回ご相談いただいたお客様も、転倒によるエナメル面の深い傷や、ピンヒール、ソールの色剥げに心を痛めておられました。
「もう元には戻らない」と諦める前に、エナメル修復のプロであるレシッズが、どのようにこの一足を蘇らせたのかを詳しく解説します。
1. 【エナメル修復】なぜ「片方の傷」でも両方修理するのか?
色艶が統一せず、ちんばになる可能性が高いから
今回の最大のご要望は、エナメル面に付いた深い傷の修復でした。
傷を埋めるだけでは表面に段差が残ってしまうため、一度エナメル膜を微細な単位で平滑に整え、再構築する特殊な工程を施します。
ここで私たちがこだわるのが、「左右両方の施工」です。
エナメルは光の屈折や塗料の厚みによって、ごく僅かな色の差が出やすい素材です。
片方だけを完璧に直しても、もう片方と並べた時に違和感が出ては、ルブタンとしての美しさが損なわれます。
左右同時に修復・塗装を行うことで、新品時のような「左右対称の美しい輝き」を完璧に再現しました。
2. 【ヒール・コバ再生】細部にこそ宿る「ルブタンらしさ」
ルブタンらしさの赤ソールを壊さない
ピンヒールのカカト付近にあった凹み傷もしっかりと成形。
さらに注目していただきたいのが、「ソールの断面(コバ)」です。
ルブタンのパンプスは、ソールの側面にもアッパーと同じ色が塗られていることが多いのですが、転倒などの衝撃でここが剥げると、一気に使用感が出てしまいます。
私たちは、エナメル面と同じアクアカラーを調色し、コバ部分にも丁寧に塗装を施しました。
足元が動くたびに見えるこの「端の部分」まで色を整えることが、仕上がりの高級感を左右します。
【裏張り保護】レッドソールの美しさを守り、歩きやすく
ルブタンの命ともいえる「レッドソール」。
しかし、そのまま履くとすぐに傷つき、滑りやすいという悩みもあります。
今回は、つま先側の前半分に「滑り止め用ラバー」を取り付けました。
こだわりの色選び: ルブタン特有の赤に馴染む「レッドラバー」を選択。
機能性の向上: 滑りにくくなるだけでなく、ソール本体の摩耗を防ぎ、お気に入りの一足をより長く、安全に楽しめるようになります。
4. 職人の一言:深い傷でも、ルブタンの価値は守れる
エナメル靴、エナメルシューズ、諦めないで
ルブタンのように繊細な靴は、修理店選びでその後の寿命が決まります。
「深い傷だから無理」
「色が特殊だから断られた」
という場合でも、革の構造とエナメルの特性を熟知した私たちにお任せください。
豊川の工房には、名古屋や遠方からも配送で多くのルブタンが届きます。
次回は「ルブタン修理ガイド」として、他のモデルの事例も詳しくご紹介する予定です。
まずは、このアクアカラーのホットチックが蘇った姿をご覧ください。
「またこの靴で歩きたい」というお客様の想いに、私たちは最高の技術でお応えします。
また、私たちレシッズはエナメル修理を得意としておりますので、下記のブランド修理ブログも是非ご確認ください。
シャネル(CHANEL)のバッグ・財布修理ガイド|エナメルのベタつきから金具の輝きまで職人が再生【2026年最新版】
プラダ(PRADA)の財布・バッグ修理と色替えガイド|サフィアーノの角擦れや黒ずみも職人の技で再生【2026年最新版】
フェラガモのパンプス・エナメル修理ガイド|ベタつきや傷を再生し、大切な靴を次世代へ繋ぐ【2026年最新版】
お持ちのブランドが上記に無ければ、「リペアブログ」ページに移動しご確認ください。
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ブランドバッグ&家具修理のレシッズ
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平日10~18時 土日休み
全てのエナメル修理修復ブログ記事はこちら
全ての靴修理修復ブログ記事
再び名古屋で使える状態にリペア
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