【革ジャン修理】vanson(バンソン)のライダースを修復!色あせたネイビーを大復活させる職人技と、襟の皮脂汚れに関する注意点
2025/06/11
【過去の人気記事を、最新情報を交えて再編集・再投稿いたしました】
本日ご紹介する内容は、昨年(2025年)の6月に当リペアブログへアップした際、全国のバイカーやレザージャケット愛好家の皆様から非常に多くのアクセスとご相談をいただいた「vanson(バンソン)のライダース修復」に関する解説記事です。
「レシッズさんって、バッグやソファの修理専門ですよね?革ジャンやレザージャケットの修理も対応していますか?」
当工房へ、お客様からこのようなご質問をいただくことが非常によくあります。
結論から申し上げますと、革ジャン・レザージャケットの修理修復、大歓迎で承っております!
今回ご紹介するのは、以前当ブログで公開し、多くのバイカーや革ジャン愛好家の方から反響をいただいた、名門ブランド「vanson(バンソン)」のネイビーのライダースジャケットの修復事例です。
パッと見は黒や茶色っぽく色あせてしまったジャケットが、職人の手によってどのように元の美しいネイビーに蘇ったのか。
そして、革ジャンならではの「ある油断」が命取りになるというリスクについても、最新のYouTube動画と合わせて徹底解説いたします!
💡 本文:バンソンのネイビー復活劇と、職人が教える革ジャンリペアの真実
革ジャンやコートのリペア&クリーニングは、オフシーズンに
【動画説明】
00:00 バンソンライダースジャケット事例 本編開始
00:34 色褪せした表裏の状態
01:02 色褪せ前の色は?
01:42 革面を修復した状態を披露
02:24 色の膜を作る方法を解説
03:52 襟元の状態で修復NGを解説
04:56 まとめ
1. ポケットの中に残された「真実のネイビー」
お預かりしたバンソンのジャケットは、全体が黄色っぽく、あるいは茶色っぽく変色しており、一見すると元が何色だったのか分からない状態でした。
しかし、両サイドの「ポケットの内側」をめくってみると、そこには鮮やかなネイビー(紺色)がしっかりと残っていました。
染料で染められた革ジャンは、紫外線や経年劣化によって、表面の染料が空気中に「蒸発(揮発)」するように色が飛んでいってしまいます。
特に光が当たりやすい「肩の部分」や「袖の上側」は、一番色あせが進行しやすいポイントです。
当工房では、このポケットの中に残ったわずかな元色を参考に寸分の狂いもなく調色し、ただ染め直すのではなく、表面に新しく「ネイビーの保護膜を作り直す」という特殊な技法で、擦れにも強い贅沢な質感へと修復させていただきました。
2. 最も擦れる「袖口」と、一番の危険地帯「襟(えり)の皮脂汚れ」
ジャケットにおいて、最も摩擦が起きるのは「袖口(そでぐち)」です。
表面の保護膜が削れてカサカサになった状態で使い続けると、革自体がどんどん傷んで削れていってしまいます。
そして、職人として最も注意していただきたいのが「襟元(えりもと)」です。
ワイシャツと同じで、襟は人間の汗や脂(皮脂)が最も付着しやすい場所です。
今回のバンソンは、幸いにも皮脂汚れが革の奥深くまで染み込んでいなかったため、問題なく綺麗に染め直しができました。
しかし、「長年の皮脂汚れが革の繊維の奥までギトギトに染み込んでしまっている場合」、どれだけ強力にクレンジングをしても脂分が抜けきらず、新しい塗料を弾いてしまうため、リペア不可(お断りせざるを得ない)になってしまうケースがあるんです。
🤝 結び(誠実なメッセージとLINE)
だからこそ、革ジャンは「まだ着られるから大丈夫」と放置するのではなく、襟元がベタついたり、全体が色あせ始めた「傷が浅い段階」でプロの手を加えてあげることが、一番綺麗に、そしてリーズナブルに一生モノとして長持ちさせる最大の秘訣です。
実際に色の膜を作り直したバンソンの劇的なビフォーアフターや、袖口・襟元のリアルな状態は、下記のYouTube動画でも詳しく解説しておりますので、シーズンオフのメンテナンスの参考にぜひご覧ください!
「俺の革ジャンもネイビーや黒に染め直せる?」
「襟の汚れがヤバいけど直るか診てほしい」
という方は、まずはスマホでジャケット全体と、襟元・袖口の写真をパシャリと撮影して、下記のレシッズ公式LINEへそのままお送りください。
職人である私、陶山が直接状態を拝見し、誠実にお見積もりとリペアプランをお答えいたします。
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