【グッチ修理】ベタベタで使えないバンブートートを救出!加水分解した内袋を黒のシャンタン生地で張り替えた施工事例
2026/08/02
バッグの中がベタベタになったら?
ベタついても諦めなくていいんです!
グッチ(GUCCI)のアイコンバッグとして、時代を超えて愛されている「バンブートート」。
丈夫な革で作られているため長年愛用できる名品ですが、実は多くのオーナー様を悩ませているのが「内側のベタつき・黒ずみ・粉吹き」です。
皆様、おはようございます!
ブランドバッグ&家具修理のレシッズ(Le.sits株式会社) 陶山です。
今回は、以前も当店をご利用いただいたリピーターのお客様より、「内袋がベタベタで使えなくなってしまった…」とご相談いただいたグッチ・バンブートートの内袋張替え(交換)事例をご紹介いたします。
お持ち込みいただいた際は、ベタつきがバッグの中に付着しないよう、丸めた紙を中に詰めて大切にお持ちくださいました。
なぜグッチのバンブー内側は「ベタベタ」になるのか?
あなたのお手入れミスではありません!
「久しぶりにクローゼットから出したら、内側がドロドロ・ベタベタになっていた…」
この原因は、内側の生地に使用されている合成皮革(合皮)の「加水分解(かすいぶんかい)」という現象です。
欧州の乾燥した気候向けに作られた合皮は、日本の「夏の高温多湿」や「クローゼット内の湿気」に弱く、時間の経過とともに水分と反応して表面の樹脂が溶け出してしまう特性があります。
一度加水分解を起こした合皮は、拭き取ったり洗浄したりしても元に戻ることはありません。
ベタつかない「新しい生地への張り替え(交換)」が唯一にして最高の解決策となります。
今回の施工ポイント:元のデザインを壊さずサラサラに再生
内側ポケットなどは費用が追加になるため、お選びください
当工房では、単に新しい生地を縫い付けるだけでなく、元々のグッチが持つ高級感や使い勝手を損なわないよう細部までこだわって施工を行いました。
1. 高級感あふれる「黒のシャンタン生地」を選定
お客様に生地サンプル帳をご覧いただき、今回は落ち着いた光沢と独特の織り目が美しい黒のシャンタン生地をお選びいただきました。シャンタン生地はサラリとした手触りでベタつくことがなく、今後の加水分解の心配も一切ありません。
2. 「GUCCI」ロゴ入りの革タグをそのまま移植
ブランドの証である「GUCCI」の刻印が入ったレザー刻印タグは、慎重に取り外して新しい内袋へそのまま移植(再利用)いたしました。元の雰囲気をしっかりと残した仕上がりにいたします。
3. ポケットの再構築と耐久性重視のファスナー交換
元々の内ポケットの仕様に合わせて仕立て直し、ファスナートップの金具も移植。ファスナー自体は経年による開閉のスムーズさを考慮し、スムーズに動く新しい新品のファスナーへと交換いたしました。
💡 内袋張替えの費用について
内袋の張替えは、「内ポケットを残すか・無しにするか」「既存ファスナーを再利用するか・交換するか」などの仕様によって作業工程が変わり、ご予算に応じたプランのご提案が可能です。
施工後の仕上がり(ビフォーアフター)
グッチバッグの内袋交換写真をご覧ください
いかがでしょうか!
黒い粉やベタつきが詰めた紙についてしまうほど酷かった内側が、高級感漂うサラサラのシャンタン地に生まれ変わりました。
ブランドロゴやポケットの使い勝手はそのままに、これで再びお気に入りのバッグとしてストレスなくお出かけにお使いいただけます!
グッチの内張りベタつきでお困りの方へ
気になった時が相談のタイミング!
「内側がベタベタで中身が汚れるから使えない」
「ずっとクローゼットに眠ったままになっている」
そんなグッチのバンブーシリーズ(トート・リュック・ショルダーなど)がございましたら、手遅れになって処分してしまう前にぜひ一度ご相談ください。
当工房では、お持ちのバッグの状態やお客様のお好みに合わせ、生地選定から仕様変更まで柔軟に対応しております。
お持ちのバッグのお写真をLINEでお送りいただければ、概算のお見積もりや施工方法を無料でお答えいたします。まずはお気軽にお問い合わせください!
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